川嶋信子


薩摩琵琶・鶴田流

桐朋学園大学短期大学部芸術学科(現・桐朋学園芸術短期大学)卒業

役者として数多くの舞台に出演しCMなどでも活躍。

その後、日本の音に惹かれる自分に気付き琵琶と出会う。

2000年より、薩摩琵琶を鶴田流・岩佐鶴丈に師事。


イベント出演や神社仏閣、美術館、クルーズ船などさまざまな場で琵琶の魅力を発信し、

平家ゆかりの地でも毎年演奏を行う。

他にも無声映画に楽師として参加するなど、その活動は多岐に渡る。

平家物語などの古典演奏のみならず、積極的に創作活動を行い毎年新作を発表。

特に“かたりもの”としての声には定評があり、力強い低音から透き通るような高音まで、奥行きのある響きと表現で物語を伝えている。

「琵琶の深淵なる音色と自身の声をさまざまな空間で生かしたい。」と

琵琶と自身の新たな可能性を常に追い求めている。

2011年より1日体験教室“まなびわ”を毎月開講。築100年の蔵での琵琶体験は、
その風情と共に琵琶を楽しく学べると好評を得ている。

また琵琶ひとひら会を立ち上げ、琵琶を定期的に聴ける寄席のような場“びわづくし”を
開催するなど、琵琶の普及活動にも尽力を注いでいる。

洗足音楽大学非常勤講師


第53回、第56回 琵琶楽コンクール二位入賞

NHK邦楽オーディション合格

日本琵琶楽協会会員

鶴田流・鶴翔会会員

琵琶 ひとひら会 代表



◎プロデュース

2006年~ 谷中琵琶Style (薩摩琵琶・久保田晶子とのユニット)

     ※琵琶の二重奏(新曲)を多数創作。


2009年~ 「bi-dan」 琵琶と講談師・宝井一凜との企画      etc


◎企画展

2018年 『琵琶と文学~琵琶奏者・川嶋信子の世界』展(明治大学・図書館ギャラリー)             

    ※寺山修司やシェイクスピアの作品を題材にした創作活動の功績から。

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